飛田勇治/コントラバス
2007年 05月 08日
4才よりヴァイオリンを始め、16才よりコントラバスを牧田斉氏に師事。 日本大学芸術学部音楽学科を優秀な成績で卒業。読売新人演奏会に出演するなど、在学中より若手コントラバス奏者として頭角を現す。その後、ウィーンに居を移し、ウィーン国立音楽大学にて故ルードヴィッヒ・ストライヒャー教授、M・サガット氏(ウィーンフィルハーモニーオーケストラコントラバス奏者)に師事。 在学中には様々なオーケストラ、室内楽に積極的に参加し、ズビン・メータ、 ハインリッヒ・シフなどの指揮者とも共演。 同大学を審査員全員一致の最優等賞にて卒業すると同時にミュンヘン交響楽団に入団。その後、ミュンスター市立歌劇場第3首席奏者、ハーゲン市立歌劇場第2首席奏者、南ヴェストファーレンフィルハーモニーオーケストラ第2首席奏者として活躍したのち、2006年より活動場所を日本に移し、現在、新日本新日本フィルハーモニー交響楽団フォアシュピーラー奏者として活躍している。 日本やヨーロッパ各地でのテレビ、ラジオ出演、CD録音なども好評を得、また室内楽での演奏活動においても、ドイツ・イル・ピアッチェーラのメンバーとして国内外を問わず高い評価を得ている。
長年ヨーロッパにおいて培われてきた彼の演奏は、ウィーン・L・ストライヒャー奏法の最後の継承者としてその演奏法には常に注目が集められ、今後期待のコントラバス奏者として活躍中である。
by d_kammermusik
| 2007-05-08 00:01
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